Matsumura 松村組

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06.仕上関連

繊維植込み工法(外壁タイル剥落防止工法)

建物の外壁タイル張り等仕上げでは、この仕上げ層の経年劣化や地震等による剥離・剥落のほとんどがコンクリート躯体表面とモルタル層の境界面で生じています。繊維植込み工法は、コンクリート躯体表面に植え込まれた繊維が、タイル張付けモルタル層あるいは不陸調整材の層と絡み合った状態に形成されることで、境界面に剥離が生じてもタイルを含む張付け材料の剥落を防止できる工法で、一般財団法人日本建築総合試験所の建築技術性能証明(GBRC 性能証明 第18-07号)を取得しています。

  • 温冷繰返し抵抗性試験あるいは軸ひずみ繰返し試験実施後で、引張接着強度が0.4 N/mm2 以上
  • 繊維を植え込んでいないコンクリート素地と比較して、促進中性化試験による中性化深さが同等以下
  • せん断接着試験において、コンクリート躯体との境界面が剥離した後も張付け材料の自重に対し10 倍以上の保持力がある。